燻製ウイスキーとの出会いとsmott(スモット)製作までの 経緯

燻製ウイスキーとの出会いとsmott(スモット)製作までの 経緯

グラストップスモーカーsmottを作ったきっかけ

ウイスキーを飲む際にはおつまみに燻製食品がよく合いますよね。そんなウイスキー自体を燻製してしまう、燻製ウイスキーという楽しみ方が近年では注目を集めています。

 

 

私のお酒の燻製との出会いは、遠方への出張の際にとあるバーにて、お酒を注ぐ前のグラスを燻製して提供するカクテルや、氷とウイスキーだけが入ったグラスを燻煙で満たしてからソーダを注ぐ燻製ハイボールの提供を受けたことで「こんなお酒の楽しみ方があったのか!」と衝撃を受けました。

 

 

ロックやソーダ割とも違った燻製というお酒の楽しみ方の「新体験」を地元へ持ち帰り、同僚や友人にも勧めようと胸を躍らせるのもつかの間、いざ燻製ウイスキーを飲もうと調べても提供しているバーはまだまだ多くありません。

「誰でも手軽に、お酒の燻製を楽しんでほしい」本格的な燻製ウイスキーをもっと身近に感じることはできないか。その想いを叶えるために、開発まで至ったのが『smott(スモット)』です。

smottの企画を進める中で既にお酒を燻製させるための製品が存在することを知りました。しかし、新しいものだからこそまだプロダクトとして成熟しておらずどの従来品にも弱点がありました。

手軽さを取るならグラストップ型のスモーカーがダントツですが、従来品の場合、稀に灰がグラスに落下してしまったり、本体自体が焦げてしまうといった問題がありました。

シンプルなスモーカーであるからこそ、弱点克服は困難の連続でした。そのため、設計は工業製品を得意とする日本のプロダクトデザイナーをアサイン、生産は世界に誇る金属加工技術で有名な新潟県燕三条の老舗工場と、豪華で一才妥協のないプロダクトとして制作。グラストップスモーカーの決定版を目指しsmottが完成しました。

 

 

長い歴史あるウイスキーの楽しみ方の中で、現代にブームとして現れた燻製という飲み方、この革新的な体験をブームとして終わらせず歴史に根付かせる一端を担うことが我々のミッションだと考えています。我々の製品、そして活動が、燻製ウイスキーという体験をより良いものにする助けになればと願っております。

 

 

ぜひ至高の芳醇をお楽しみください。

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